TOPICS|パネルの素材は何を選べばいいの?

展示会パネル デザイン制作の参考価格 TOPICS

展示会で自社の技術パネルを出したいけれど、「そもそも何を使えばいいの?」「どういう素材がいいの?」という担当者さまもいらっしゃるかと思います。

今回は展示会パネルの素材について、「これさえ抑えておけばOK!」なよく使われる代表的な3種類をご紹介します。

パネルの素材について

スチレンボード

「スチレンボード」とは、発泡ポリスチレン素材でできたボードに、デザインを印刷した紙を貼りつけたものです。いわば、「発泡スチロールに紙が貼ってある」とイメージしていただければいいかと思います。

そのため、軽くて加工や搬送がしやすく、適度に強度もあり低コストなのが特徴です。ただ湿気や衝撃に弱いので、短期間の屋内展示で使用されることが多いです。

展示パネルには「スチレンボード7mm」がよく使われています。当社もお客さまからご要望や指定がない限りはこちらでご提案しています。

ゲーターフォーム

「ゲーターフォーム」はスチレンボードと同じ発泡ポリスチレン素材で、表面に特殊コートが塗られています。

そのため、スチレンボードよりもさらに耐久性があり、衝撃や湿気にも強いので、いろいろな展示会で繰り返し使う場合や常設展示などに向いています。

アルミ複合板

「アルミ複合板」は「アルポリ」とも呼ばれ、発泡ポリエチレンをアルミニウムで挟んだボードです。

強度が高く、表面のアルミはさびにくくて経年劣化もしにくいため、屋外での展示や施設サイン、看板などにも向いています。また、加工もしやすいため、穴をあけて柵やフェンスに取り付けられたりもします。

まとめ

パネルの素材は、展示する場所や用途、期間、環境、ご予算など、総合的に考えて選ぶことが大切です。「何にすればいいのかわからない」とお困りのご担当者さまも、お気軽にご相談ください。

 厚み  重さ  耐久性  コスト  屋内/屋外  おもな用途 
  スチレンボード  5㎜
7㎜
◯/✕短期間の展示パネル
店頭POP 等
ゲーターフォーム5㎜
7㎜
13㎜
やや軽やや高やや低◯/△常設展示パネル
ダイカットPOP 等
アルミ複合板3㎜やや重やや高◯/◯屋外の展示パネル
施設サイン 看板 等
*それぞれの具体的な金額等についてはお問い合わせフォームからお見積り依頼ください

追記1|加工でより長く使える見栄えのよいパネルに

展示パネルは、使う素材にかかわらず、耐久性UPや汚れを防ぐために表面にコーティング加工を施すことがほとんどです。当社でも基本的に表面加工を含めた仕様・金額でご提案しています。

コーティングには「マットPP加工」「グロスPP加工」とありますが、展示パネルにおいては「マットPP加工」がおすすめです。

マットPP加工

マットPP加工は表面をつや消しする加工のことです。展示パネルは照明を当てて見せることが多いので、表面をつや消ししておくことで光の反射を抑えて、文字や写真を見やすくします。

パネルだけでなく記念誌の表紙などで、落ち着いた雰囲気や高級感を出したい、というときに使われたりもします。

グロスPP加工

グロスPP加工は名前の通り光沢感や艶を出してくれる表面加工です。

文字が光って見えにくいなどの理由から展示パネルにはほとんど使いませんが、展示会で配る会社の紙袋だったり、雑誌の表紙だったり、写真の色味を強く出したいものだったりに使われることが多いです。

追記2|今や主流? LED展示パネル

ここまでボードに紙を貼り付けた一般的な展示パネルのお話をしてきましたが、最近はLED展示パネルを使われる企業さまも増えています。

LED展示パネルは、デザインを印刷した半透明シート(乳半塩ビ電飾シート)をLED看板に貼り付けるものです。見栄えもよく、社内でのシートの保管や各展示会への使い回しなどがしやすく楽で扱いやすいのも特徴です。

当社はもちろんLED展示パネルのデザイン制作〜出力〜発送も行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。*半透明シートのお手配までとなります。LED看板等の機材手配は含まれません。

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