こんにちは! イマムラです。少し遅くなりましたが……ことしもよろしくお願いいたします!
はじめての展示パネルシリーズもいよいよVol.3<制作編>に突入しました。わたしたちがどんな流れでパネルを作っているのか、お客様は何を準備すればいいのか? などなど、はじめて展示パネルをつくるクライアント様向けに、役立つ情報をお伝えします!
<ご依頼編①>と<ご依頼編②>につづき、ぜひお楽しみください!
展示パネルの基本構成
製品やサービス、自社紹介のパネルはだいたいこんな基本構成です。これをベースに、PR内容だったり、担当者様のデザインの好みだったり、企業イメージだったりを踏まえてアレンジしていきます。

「ひと目で分かる」が大事! メインタイトル
パネルを見た瞬間、「これは何の展示?」が一発でわかるのが理想。
例えば……
「○○で業務効率UP!」
「業界初!□□技術で△△を実現」
「○○(商品名)」+ シンプルな一言
などなど
もちろん、お客様で考えていただいてもOKですし、当社に「どんなことを伝えたいか」「どんなキーワードを入れたいか」をざっくり投げてもらえれば、メインタイトルを含めたデザインのご提案もできます!
じつは結構重要ポイント! メインビジュアル
展示パネルは 文字少なめ・ビジュアル多め が◎。だからこそ、メインタイトルとセットで「何を伝えたいパネルか」が一発で分かるビジュアル を用意しましょう。
ひとめで分かれば、展示会に来た人たちが「おっ、これは気になる! 」と足を止めてもらいやすくなります。
とにかくわかりやすく端的に! メインテキスト
メインタイトルとビジュアルの次は、概要説明のテキストです。ここで大事なのは、シンプル&わかりやすく! 一瞬で伝わる表現 にすることがポイントです。
「この製品は●●です。」くらいシンプルでOKですし、「このサービスは△△を強みとした、日本初の■■です!」なんて強みをいれてもいいかもしれません。パネルを読んでもらいたい相手がだれかにもよりますが、専門用語も最小限にして誰でも理解しやすい表現にしましょう。
視覚的に伝える! サブタイトル・テキスト&イメージ画像・グラフ・図
下層では製品やサービスの内容やPRポイントを深堀りします。
ここで気をつけたいのが 説明しすぎないこと。 展示パネルはつい「あれも伝えたい!これも書きたい!」となりがちなのですが、テキストが多いと読んでもらえないことも多いのです。なので、画像やグラフをメインにして、視覚的に伝えるのが大切です!
最後はロゴでしめくくり
パネルの一番下には企業様のロゴを配置。「どの会社の展示か?」がひと目でわかる のはもちろん、何枚もパネルがあればシリーズとして見せることもできますし統一感 もアップします。
まとめ
パネルの基本構成は以下の通り!
1)メインタイトル
2)メインビジュアル
3)メインテキスト
4)サブタイトル+テキスト
5)商品やサービスのイメージ画像や図、グラフなど
6)企業ロゴ
デザイン会社に依頼するとき、お客様はなにを用意すればいい?
パネルの構成がわかると、なんとなく必要なものも想像いただけたのではないかと思います。と同時に、「色々考えなきゃいけないのかなあ……」と不安な気持ちにさせてしまったかもしれません……すみません。
そんな不安をすこしでも解消してもらうために、改めて準備するものをまとめましたのでぜひご参考ください!

Adobe IllustratorデータorPDF形式のロゴデータ
ロゴデータはAdobe illustrator形式(拡張子.ai)もしくはPDFで支給してください。jpegやpngなどの画像データですと、パネルサイズに拡大したときにざらついてしまうこともあるので、推奨していません。
できればCIマニュアル(コーポレートアイデンティティマニュアル)も見せていただけると、ロゴの使用規定がわかるのでありがたいです。
いずれも、広報や総務部門の方に確認いただくといいかもしれません!
原稿のタタキ
「原稿ってどこまでしっかり作り込んで、どんな形で渡せばいいんだろう……?」
おそらく担当者様がいちばん気にされる部分だと思います。実は、これは依頼するデザイン会社によってスタイルがかなり違います。
例えば……
「テキストは全部支給してください。レイアウトイメージも作ってください。当社はそれをきれいに整えます!」
「原稿はざっくりでOK!材料だけもらえれば、デザインはお任せください!」 ← アズ・クリエイトはこっちのタイプ!
これはどちらが良い悪いではなく、デザイン会社のサービスの方針とか予算の違いによるもの。でも、たぶん担当者様が「できるだけラクしたいな」と思うなら、後者のほうが負担は少ないはずです。(ラクしましょう!笑)
原稿の準備方法
原稿はざっくりこんなかんじでOK! 担当者様がつくりやすい&こちらがテキスト抽出できるようにだけしていただければなんでも大丈夫です。
・PowerPoint に画像やイメージを貼る
・Word にテキストを箇条書きする(またはWebサイトのテキストをコピペ)
・メール で「この情報は絶対入れたい!」というポイントをリスト化
もし気にしていただくとすれば、前述した通り テキストは少なめ、ビジュアル多めな展示パネルが見やすいので、できるだけ少ないテキストでまとめることくらいでしょうか。
テキストが多かったとしても、こちらで短くまとめてご提案するので安心してください。「これでいいのかな?」と迷ったら、とりあえず送ってみてください。 そこから一緒にいいかたちを考えましょう!
画像データ
パネルはだいたいA1orB1サイズで作ることが多く、画像の拡大率も上がるので、解像度の高い画像をいただけるを助かります。いってしまえばサイズが大きければ大きいほど◎です。
サイズ感でいうと、 横が2000px以上だと◯、4000px以上だと確実に◎です。
ただ、展示パネルは基本遠くから見るものなので、多少の加工や大きさで工夫すれば粗さが目立ちにくくなり、上記サイズ以下でも見た目にそこまで大きく影響は出ませんので、2000px以下=使えないではないので、まずはご相談ください。
図表・グラフの画像データ
製品データを図表やグラフで示したいということであればご準備をお願いします。画像データでのご支給であれば、大きさは上記サイズを参考に書き出しをお願いします。
別途費用にはなりますが、パネルのデザインに合わせたグラフ等の書き起こしも行っているので、ぜひご相談ください!
まとめ
準備してほしいものは以下の4つ!
1)ロゴデータ(Adobe illustrator形式(拡張子.ai)もしくはPDFで支給)
2)原稿のタタキ(できるだけ短めのテキストにすることがポイント! WordでもパワポでもなんでもOK)
3)画像データ(2000px以上だと◯、4000px以上だともっと◎)
4)図表やグラフのデータ
パネル制作の流れ
お客様から材料をいただいたら、いよいよ制作スタートです!
